永田エンジニアリング株式会社

 事業案内/資源リサイクル部門
1-03.
都市建設廃材からリサイクル可能な骨材(再生骨材)を
回収するシステム
 コンクリート構造物の解体工事等に伴って排出されるコンクリート廃材のリサイクルが推進されています。コンクリート塊の発生量は年間3,100万ton(国土交通省2008年度統計)にも及び、その大部分は路盤材等の道路用材としてリサイクルされています。しかし、今後、道路用材としての需要が減少すると予測されていることから、路盤材等へのリサイクルだけではなく、コンクリート廃材中の骨材(コンクリートの原料である砂利・砂・砕石をいう)を高い品質や強度が求められるコンクリート用として再利用することが望まれています。
 コンクリートは、粗骨材、細骨材、セメント、水、及び混和剤を原料として製造されます。即ち、コンクリート廃材中の骨材をコンクリートの原料として再利用するためには、密度や吸水率などの品質がコンクリート製造規格を満たすように骨材を回収することが不可欠になります。
このような中、現在、国内で骨材回収システムが稼働しています。回収された再生骨材はコンクリート原料として再利用されています。当社は、この再生骨材の回収システムのキー技術の一つである比重選別技術を担当しています。



コンクリート廃材中の骨材の再利用


実施例


再生骨材製造システム概要



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