永田エンジニアリング株式会社 |
事業案内/資源リサイクル部門 | |
1-01. 使用済み自動車などの廃棄物から再利用可能なプラスチックを選別 |
|
私たちの生活や産業活動によって排出された廃棄物には、様々な素材が含まれています。例えば、使用済みになった自動車を構成する素材は、鉄やアルミなどの金属、プラスチック、ゴム、ガラスなど、その種類は多様です。このような素材を資源として再利用するためには、素材の複合体として発生した廃棄物を素材毎に分離(選別)する必要があります。 一般的に、使用済み自動車などの廃棄物は、まずシュレッダーによって概ね100mm以下になるように破砕されます。その後、磁力や風力を利用した各種選別機で処理することによって、鉄や非鉄金属、プラスチック類、ガラスなどの素材毎に分離されます。プラスチック類とは、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PVC(塩化ビニル)、ゴムなど、様々な種類のプラスチックからなる混合物のことです。当社は、このプラスチック類を選別するための「比重選別機」をご提供しています。選別で回収された軽いプラスチック類はボイラーの燃料やプラスチック製品の原料として再利用されています。 |
|
使用済み自動車の構成素材 |
|
廃棄物の選別フロー(例) |
|
実施例 | |